受給者証提示で観覧料が無料

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きっかけは博物館―観覧料が無料

公共施設や民間のレジャー施設などで指定難病の受給者証を提示すると、身体障害者手帳を所持する方と同様に利用料が割引されるサービスについて、医療・健康情報のコーナーで記事を掲載いたしました。

受給者証を交付されている私自身、こういった割引サービスがあることを知ったのは今から2年ほど前のことです。

きっかけは、福島県にある須賀川市立博物館を訪れた時のことです。観覧料を支払おうと受付窓口へ行ったところ、そこの掲示板に「身体障害者手帳や指定難病の受給者証を所持する方(その介助者も1人)は無料」と書かれていました。

これを見て、一瞬「えっ!?」と思いました。

というのも、こういった公共施設の入館料などは「身体障害者手帳」を持っている方なら利用料の減免措置があることは以前から知っていました。しかしそれが難病患者が持つ受給者証にも適用されるとは、この時点ではまだわからなかったからです。

しかも観覧料が「無料」になるのです。ラッキーという喜びよりも、本当に無料でいいの!? という驚きと申し訳なさの方が強かった記憶があります。

観覧料無料について、窓口にいた係員に尋ねてみました。

こんにちは~

あの~、こちらの博物館では難病の受給者証を持っている人も無料で観覧できるんですか?

あ、はい。無料になりますのでご提示をお願いします

とまあ、受給者証の確認だけで書類の記入や身分証を出す必要もなく、すんなりと見学できました。

ちなみに、ここの博物館のHPに載っている利用案内が下の写真です。赤枠で囲った箇所に観覧料および減免措置について書かれています。

受給者証は病院で使うのが当たり前だとばかり思っていたものが、まさかこういった公共施設の割引サービスにまで使えることに、我々難病患者にとっても大変ありがたい支援策に感謝しております。

障害者総合支援法による支援策

身体障害者手帳のみならず、受給者証でも公共施設などで減免措置が受けられるようになった背景には、ある法律の改正が大きく関係しています。

その法律とは、2013年4月に施行された「障害者総合支援法」です。

この法律は、障害のある人々が地域で安心して暮らし、自立した生活を送ることを目的とした法律で、障害の種類にかかわらず、すべての人が尊厳をもって生活できる「共生社会」の実現を目指しています。

それまでの「障害者自立支援法」を引き継ぎながらも、制度の見直しがなされて支援の拡大が図られました。特に指定難病や小児慢性特定疾病といった難病のある方が、公共施設等において受給者証を提示することにより、障害者と同様の割引サービスを受けられるようになったのが大きな追加支援策です。これにより公共施設や交通機関、民間のレジャー施設などで利用料減免につながっています。

もし受給者証をお持ちの方で、施設利用時の割引サービスを受けられる方は、制度を導入している公共施設や民間施設などによって内容が異なっていますので、施設の窓口で利用条件を確認してからサービスを受けるようにしましょう。

今回も受給者証提示で無料

【企画展】「刀剣と刀装具」が開催

そんなある日のことです、何げなく福島県内にある美術館や博物館の企画展案内紙を見ていましたら、以前に訪れた須賀川市立博物館で「刀剣と刀装具」と題した展示会が開催されているのが目に入りました。

おお~、私が興味のある刀の展示会をやっている!

昔から歴史好きの私にとっては刀剣類も大変魅力的であり、どこかで展示会があれば行ってみたいなとも思っていたので、このグッドタイミングを逃すまいと見学に行ってきました。

展示会の様子をご紹介

今回も受付に行くと、前回と同じように身体障害者手帳や受給者証を持つ者は観覧無料との掲示がありましたので、持参した受給者証を窓口の係員に提示すると、無料で見学ができました。

なお、見学時に展示会の内容を撮影しましたので、その様子を以下にご紹介します。

こちらが須賀川市立博物館です。昭和45年、福島県内の公立博物館として最も早く開館しました。

今回の企画展では写真撮影がOKでした。

甲冑をまとった武将が本当にそこに座っているかのように見えます。

この輝きと白い波のような刃文に魅了されます。

光の当たり具合によっては刀身に虹が現れるのが素敵です。

見事な龍が彫られています。相当熟練した職人さんが細かい技巧を駆使して彫ったのでしょう。

鍔の種類もたくさん展示されていました。1つ1つが芸術作品です。

玉鋼です。アニメ鬼滅の刃でも、鬼殺隊の最終選別後に炭治郎たちが日輪刀の材料となる玉鋼を選び取るシーンがありました。ここから刀ができあがるのですね。

この他にもみどころがたくさんの展示会で、知らないうちに会場内を2周していたほど見入ってしまいました。

今の時代においても輝きを失わない名刀たち-

刀に宿る刀工たちの息吹が、見る者の心に何かを語りかけてくるようでした。

●須賀川市立博物館の案内ページはこちらです

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