音楽クリエイターのヒャダインさんがNHKの番組に出演され、ご自身が患っている「乾癬」について語っておられました。
完治できない皮膚病である乾癬に悩まされ続けてきたヒャダインさんは、仕事を続けながら乾癬治療も行ってきました。そこには多くの苦労がつきまとい、時には落胆する日もあったといいます。
そんなヒャダインさんが番組に出演された内容を、かいつまんでご紹介したいと思います。
ある日突然、体に異変が……
ヒャダインさんが乾癬を発症した当時は30代の初め。ちょうど人気が出始めて忙しくなってきた時期で、とにかく今を頑張ろうと自分を追い詰めていた部分があったそうです。
ある日、額に赤い発疹ができているのに気がつきました。それほど気に留めるわけでもなく、そのうち治るだろうと思っていたそうですが、なかなか治らず、むしろ症状は次第にひどくなっていきました。
改善しない発疹のため医療機関を受診したところ、医師から「乾癬かもしれない」と告げられたのです。ここからが長い闘病生活の始まりとなりました。
乾癬治療開始~治療薬で改善
乾癬の原因をネットで調べてみると、その1つにストレスと書いてあるのを見たそうです。
当時は仕事でかなりストレスを感じていたようで、どうしようかと絶望感に襲われます。フケのような落屑によって濃い色の服が着られなくなり、大好きだったサウナにも行けなくなりました。もうこれが一生続いていくんだろうなと、諦めすらあった思いを振り返っていました。
孤独な闘いが3年ほど続いたある日のことです。
人間ドックを受けた際、乾癬の専門の医師がいる大学病院を紹介されて診察を受けたところ、初めて乾癬の確定診断が出たとのことです。そこで治療を開始したのが「生物学的製剤」でした。
生物学的製剤は、既存の治療薬ではあまり改善しなかった症状に対しても十分な治療効果が得られる可能性が高い治療薬の1つです。実際に、この薬によって多くの症例が改善した報告が上がっています。
生物学的製剤を使用したヒャダインさんは、使用後1か月から2か月ぐらいでみるみる症状が快方に向かったそうです。現在も生物学的製剤で治療を継続中で、安定した状態を保てるほどになっているとのことです。

乾癬患者へおくる応援ソング
乾癬で苦しんだヒャダインさんは、病気のつらさを忘れないために、同じような症状で苦しんでいる人達の力になりたいと製薬会社のプロジェクトに参加しました。そこで、治療を諦めずに続ければ快方に向かっていくというメッセージを込めた楽曲を制作したのです。
それが2019年に発表された「晴れゆく道」です。乾癬という皮膚病はどういうものなのか、患者はどのような気持ちで日常をおくっているのかなどが歌詞に込められています。暗いイメージを払拭するかのような軽快なテンポも印象的です。
ヒャダインさんの応援歌が、乾癬で苦しんでいる人たちの心の支えになってくれることでしょう。
こちらがYouTube動画です。ぜひご覧ください。




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