ヒュミラサポート便とは

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ヒュミラ処方患者へ-治療を支える新たな取り組み

アッヴィ合同会社とエーザイ株式会社およびEAファーマ株式会社は、2021年9月より生物学的製剤のヒュミラ処方患者の治療継続を支援する取組みとして「ヒュミラサポート便」の運用を開始しています。

ヒュミラサポート便とは、ヒュミラを処方されている患者の希望により、使用済みシリンジ用廃棄ボックスやペン用廃棄袋のほか、各疾患別の体調管理ノート、患者向け冊子などのサポートツールを「無料」で届けてくれるサービスです。

これまで患者が医療機関でサポートツールを受け取る際、在庫不足などによって医療機関側にない場合は手元に届くまでに時間がかかったり、比較的大型の廃棄ボックスを持ち帰るには負担が増すなど、患者にとっては不便な点が見受けられました。

こうしたケースをもとに、患者がいつでも負担なくサポートツールを使用できるよう、患者宅に直接配送できる「ヒュミラサポート便」の提供が開始されました。しかも患者側が経費を負担することなく、無料で届けてくれるので大変ありがたいサービスです。

なお、宅配後の廃棄ボックスや廃棄袋の回収については、これまで通り患者が医療機関を受診する際に持参する必要があります。

ヒュミラの適応疾患

ここで、治療薬ヒュミラについて簡単にご説明したいと思います。

ヒュミラ(一般名:アダリムマブ)は、体内の炎症反応に関わる「TNF-α」という物質の働きを抑えるヒト型抗体製剤です。関節リウマチやクローン病、乾癬、ベーチェット病など、慢性的な炎症を伴う自己免疫疾患に対して使用され、痛みや腫れなどの症状を和らげたり、病気の進行を抑えたりする効果が期待されます。

医師の指導のもとで自宅で自己注射ができる点も特徴で、通院の負担を軽減しながら治療を継続できるようになります。慢性疾患と向き合う患者が、安心して日常生活を送りながら治療を続けられるよう、有効な治療手段の1つといえます。

ちなみに、ヒュミラは以下のような症例に適応しています。

ヒト型抗ヒトTNFαモノクローナル抗体「ヒュミラ」は、日本において「関節リウマチ (関節の構造的損傷の防止を含む)、化膿性汗腺炎、壊疽性膿皮症、既存治療で効果不十分な尋常性乾癬・関節症性乾癬・膿疱性乾癬・強直性脊椎炎・多関節に活動性を有する若年性特発性関節炎*・腸管型ベーチェット病・非感染性の中間部,後部又は汎ぶどう膜炎、中等症又は重症の活動期にあるクローン病の寛解導入及び維持療法(既存治療で効果不十分な場合に限る)、中等症又は重症の潰瘍性大腸炎の治療(既存治療で効果不十分な場合に限る)」に係る効能・効果の承認を取得しています。

(引用:エーザイ株式会社 ニュースリリース2021)

運用3社―患者の治療継続に貢献したい

サポートツール運用の3社は「ヒュミラサポート便により、患者さんが必要なサポートツールを入手するまでの時間を短縮するとともに、持ち帰りの負担を軽減することを目指す。また、患者さん向け支援プログラムをさらに充実させ、患者さんの治療継続に貢献していく」と述べています。

サポートツールの申し込みは、Webサイトや所定の用紙で申し込みで簡単に手続きができます。現在ヒュミラで治療を受けている患者さんは、医療機関での診療とあわせて、こうしたサポートサービスを活用することで、より安心して治療に取り組むことができるでしょう。

さらに体調管理ノートや患者向け冊子は、日々の体調の変化を記録したり、疾患に関する正しい知識を得たりするうえで大きな助けとなります。特に慢性疾患と向き合う患者さんにとって、こうしたツールは診察時に医師とのコミュニケーションを円滑にし、治療の質を高める一助にもなります。

ヒュミラサポート便は、単なる物品の配送にとどまらず、患者の「日々の暮らし」に寄り添う支援のカタチとして、今後も重要な役割を果たしていくことでしょう。

●ヒュミラサポート便の「資材お申し込みフォーム」は、下の画像をクリックorタップすると専用サイトへ移動します。

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