あの日から15年-
いまもなお
帰らぬ人たちの名が
風の中に
波の音に
そっと溶けている
時は流れ
季節は巡り
街には新しい建物が立ち
子どもたちの笑い声が響くようになった
けれど
あの瞬間に刻まれた痛みが
決して癒されたわけではない
空を仰ぐたびに
名もなき祈りが
空の彼方へと消えていく
私たちはこれから
どんな未来をこの手で紡いでいけるのだろうか
15年目の今になっても
私たちの問いかけはいまだに終わらない
私自身
大震災を経験した1人として
生きることの意味を
もう一度見つめ直したい
あの日
あの時
消えうるともしびの命刻を迎えた
すべての魂たちへ
ここに黙とうを捧ぐ




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